「あぶらかす」とは?

言葉 詳細
油粕

概要 (Wikipediaから引用)

油粕(あぶらかす、油糟)は、アブラナなどの農作物から油を搾り取った残渣である。 主に肥料として、一部は家畜の飼料として使われる。 日本で流通している油粕は菜種から油を採った菜種粕(なたねかす)が多い。他に綿の種から油を採った綿実粕(めんじつかす)、茶実から油を採った茶実粕(ちゃじつかす)、大豆の実から油を採った大豆粕(豆粕)などがある。かつては、胡麻や荏胡麻の実から採ったものも用いられた。 日本では中世末期から用いられてきたが、元禄年間(17世紀末期)以降に特に盛んに用いられた。その背景として新田開発によって森林や牧草地から離れた場所にも田畑が開かれ、草木や家畜の糞尿などの肥料に頼ることが出来ない農民が干鰯と並んで油粕を肥料として求めたことによる。また、宮崎安貞の『農業全書』には干鰯は砂地に、油粕は赤土・黒土に効果があると説いている。だが、江戸幕府は菜種油や綿糸(布)が生活必需品であることを理由として株仲間に原料や製品の仕入・販売の独占を行わせたことから、菜種や綿の生産農家は安く買いたたかれ、油粕を求める農民は高く買わされるという問題が生じた。