「てんぞ」とは?

言葉 詳細
典座

概要 (Wikipediaから引用)

典座(てんぞ)は禅宗寺院の役職の一つ。禅宗寺院で修行僧の食事、仏や祖師への供膳を司る。六知事(ろくちじ)の第五位。 一般に炊事係は「飯炊き」「権助」などと呼ばれ、新米の役回りとされたり、低く見られがちである。しかし食事の調理、喫飯も重要な修行とする禅宗では、曹洞宗の開祖道元が求法のため宋で修行した際、二人の老典座との出会いから禅修行の本質に覚醒した故事から特に尊重され、重要な役職とされる。 故事 道元が『典座教訓』に記した体験は、以下のようなものである。 「宋の天童寺に留学中だった私(道元)はある夏の日、中庭で寺の老典座が海草を干しているのを見た。老人は眉は白く腰は曲がっていたが、炎天下に竹の杖をつき、汗だくになり苦しそうに働いていた。私は気の毒に思って近づき、年齢を聞くと老人は『68歳だ』と答えた。 『なぜ、下働きの者にやらせないのですか』 老人は答えた。『他の者とやらは、私自身ではない』 『なぜ、今のような炎天の日中にされるのです』 老人は答えた。『一体、いつを待てと言うのか』 私はその場を離れた。そして廊下を歩きながら、典座職の重要さを考えたのであった」 「また私が上陸許可を待って港の船の中にいた時、ある老僧が食材の買入れに港にやってきた。